ラジコン用ブラシレスモーター基礎

KV値とは
モーターの性能を示す係数でKV値と言う表記があります,KV値は電圧1Vでモーターが1分間に転回する回数を数値で表したものです。KV値の単位はRPM/Vで表します。

(例)
PMBM-115 KV値380 Li-Po(6S)22.2Vでの回転数は,380x22.2V=8,436rpm/Vとなります。

実際には,この回転では回りません,モーター効率と言う物があります,モーターとアンプは電流を磁力に変えると同時に熱を発生します。
この熱損失とベアリング抵抗分を差し引いた力でプロペラが回転します。
実回転数/理論回転数値x100=モーター効率


ポール数とは
モーターのポール数とはトルクを発生する軸に巻いてある電磁石の数で表します。
通常,ラジコン用ブラシレスモーターの場合は、3極の倍数で表します,3極だと120度づつ電磁石が巻いてあるります。
6極だと60度・12極だと30度になり,28極だと12.8度なります。

アウトランナー型ブラシレスモーターの場合は、外から磁石数がわかる場合は、そのまま数えた磁石数がポール数となります。


T数(ターン)とは
モーターの中の銅線の巻き数の事で,Tをターンと呼びます。
一般的にターン数が大きくなれば、高トルク&低回転になり,ターン数が少なくなれば、低トルク&高回転になります。

ターン数とは、モーターの銅線の巻き数です、巻き数が少なければ、それだけ太い銅線を巻ける事になります。
電気は銅線の内部を通るのではなく、銅線の表面を流れて行きます,その為、太い銅線が方が大電流を一気に流せるため回転数が多くなります。
モーター内部のスペースは限られていますので太くすると巻き数が少なくなります。
しかも銅線を太くすると銅線自体が曲がりにくく、銅線の密度も少なくなるので磁束密度が減り、パワーが少なくなります。
結果としてターン数が少ないモーター=低トルク&高回転モーターとなるわけです。

同じターン数でも、ダブル巻き等がありますが、これは銅線2本を束にして巻いてるモーターになります。
同じターン数より銅線が細くなりますが、2本巻くことによって、表面積は増えます。
それだけ多くの電気が流れる事になります。


モータータイミング(進角)数とは
ラジコン用ブラシレスモーター電磁石に流れる電流が大きくなると発生する磁力によりマグネットから発生する磁束がゆがめられてしまいます。磁束がゆがめられてしまっているので本来電流を切り替えるべきタイミングにズレが生じてしまいます。この状態を「電機子反作用」といいます。
磁束がゆがめられている状態で、規定の電流切替タイミングにて電流を流すと、部分的にトルクがブレーキ方向に加わる瞬間があり、性能が低下します。進角調整はこのズレに対応し修正するために行なわれます。進角調整を行なうと、電機子反作用によりずれていた中性点が修正され、最適なタイミングで電流が流れるため出力アップにつながります。

PMBM設定BOXではタイミング調整が可能です。モーターによりタイミングが違いますのでモーターに合わせて下さい。
AUTO 
Low 0-8 degree(度)
Mid 8-15 degree(度)
High 15-22 degree(度)
Very high 22-30 degree(度)


受信機の電源を入れると、赤と緑のインジケーターが点灯後、赤のインジケーターが点灯します。
送信機の電源を入れてあると、緑のインジケーターが点灯します。(リンク済みの場合)

ハイスピードモードで使用するには、接続するサーボが全てデジタルサーボである必要があります。

このハイスピードモードは、上位機種の R6014HS の他にも、小型の R6106HF や R6106HFC にも装備
されているので、該当する機種をお持ちの方は、一度確認してみましょう。

モジュール/受信機互換(参考)

  受信機
モジュール(プロポ)
R6004FF-R616FFM-R6106HF/HFC-R617FS
R608HS-R6014HS-R608FS-R6014FS
T6EX -T7C
OK
   TM-8    (9C, 8U, 9Z)
7 ch モード
OK
8 ch モード
OK
8FG
7 ch モード
OK
Multi-mode
OK
TM-10 (10C)
7 ch モード
OK
10 chモード
OK
 TM-14 (12FG, 12Z, 14MZ)
7 ch モード
OK
Multi-mode
OK


OrangeRx Futaba FASST 2.4Ghz Receiver 設定方法



設定方法

◆プロポ設定◆
1)プロポのフェイルセーフ機能はOFFにする。
2)プロポのモード設定は必ず10chFASST(multi-mode)にする。

◆リンク方法◆
1) 送信機の電源を入れる
2) 受信機のF/Sボタンを押しながら、受信機の電源を入れる。
3) 受信機のLEDが緑点灯に変わればリンク完了

◆F/Sポジション設定◆
1) 送信機とリンクを完了させる
2) プロポの各スティック位置(舵等)をF/S時の位置にする
3) 受信機のF/Sボタンを短く押す
4) 受信機のLEDが2回フラッシュ点滅する
5) F/Sセット完了

◆HSモード設定方法◆
1) 送信機の電源を切る
2) 受信機のF/Sボタンを6秒以上押した後、ボタンをはなす。
3) LEDが赤で早くフラッシュ点滅している状態がHSモードです。
(HSモードじゃ無い場合、LEDはゆっくり赤く点滅しています)


GP750ジャイロで760μに設定する方法


ラダースティックを右側に3回動かしてステータス確認LEDが赤色にする。

RCE-G600ガバナー設定方法


リミット設定方法
スロットル最スローでプロポの電源を入れ、本体のLEDが点灯中に設定ボタンを3秒押す。
LEDが点滅したら、スロットルをハイにする。一度LEDが消えて再び点灯したら完了。

ガバナーモードの設定でノーマル時(OFF)に赤色が表示されない場合は、サブトリムで値を変更させる。
その後の確認で、ガバナーOFF状態でLED赤点灯・ガバナーON状態でLED緑が点灯するかを確認する。



スパルタンジャイロ


レブリミッター


GT5-1

GT5-2


ギア比計算



Golinギア比

JR サテライトアンテナ使用バインド方法。
Setup画面のレーシーバーセッティングで(Sektrum Hires Satellites)を選択。
Bindを押します
Back×2でメイン画面に戻ります。
この画面状態で一旦V-Barの電源を落とします。すぐに電源入れ直します。
再度電源を入れると、エクストラアンテナのオレンジLEDが点滅して、バインド待ち状態になります。
もし点滅しなければ、最初からやり直し。


送信機の後ろのバインドボタン押しながら送信機の電源ON。暫くするとエクストラアンテナのオレンジLEDが
点灯してバインド完了
問題はフューエルセーフです。この状態で送信機OFFテストすると、スロットルチャンネルは何故か
ハーフスロットル状態になります。フェニックスESCやGP機のスロットルサーボ範囲(トラベルアジャスト)を調整した後、
再スロー状態で最初からバインドを再度やり直すと、そのスロットル状態でフューエルセーフが記録されます。
あと関係ないですが、MBやV-Barは、テールサーボの周波数など設定するまで、ラダーサーボはつながないほうが良いです。
設定中にとても熱くなって、最悪壊れちゃいます。
※選択画面の説明にもありますが、V-Barはスペクトラム以外の動作は補償していません。自己責任で。

と次の方法も
@送信機offでVに電力供給&パソコンソフトon
A進み右の画面の通信方法を選ぶ(JR DSX12)
Bソフトのバインドボタンon
CすぐにV電力off
D1〜3秒待ってV電力on・・・この時間が難しい。
   するとサテライトアンテナがバインド状態に・・・
E送信機のスロットル位置を合わせておいて(FSね)
  送信機バインドボタン&スイッチon

コントロアンプ設定方法

X3810プロポ
ZPCM他設定裏モード
1) 未使用のモデルを選択
2) モデルのリセット画面に進んで、リセットを実行。
3) その画面の状態で 【+】・【ギアースイッチ↓】・【-】・【ギアー↑】の順で6サイクル繰り返します。
(ですからギアスイッチは↑の状態ではじめるとよいです。
4)操作を6サイクル繰り返すと、モニター画面が真っ黒になります。
5) モニター画面が真っ黒になったら【UP】を押します。
6) 私のブログ写真の設定モードに入り、各項目(不明な部分もありますがw【+】または【-】ボタンで変更できます。
7) 送信機の電源をOFFにします。


Vで140°
Angle    CH1270 CH2140 CH340と入力。
Distance  CH1100 CH2130 CH3130です。


FRSKY TFR8S for AIR ● FUTABA 2.4GHz FASST互換受信機

使用方法
●まず最初に、送信機と受信機をペアリングさせます。
1.送信機のスイッチをONにします。
2.受信機のF/S(SETUP)ボタンを押しながら受信機電源のスイッチをONにします。
3.受信機のF/S(SETUP)を放します。
約3秒程度でペアリングが完了し、送信機で操作可能になります。
一度記憶したペアリングは、電源を切っても記憶されます。
同じ送信機で使われる場合は、次回からペアリング操作は不要です。
ただし、送信機を交換された場合は再度ペアリングを行って下さい。

●レスポンスモードの選び方と確認と設定
レスポンスモードの選び方
ノーマルレスポンスモードは最も互換性が高くトラブルの少ないモードです。
いろいろなメーカーのサーボ&ジャイロ&ESCアンプが使用できます。
トラブル防止のため通常はこちらのモードでご使用下さい。
ハイレスポンスモードはFUTABA HSに完全対応したサーボ&ジャイロ&アンプ以外は使用できません。
HSに完全対応していないサーボ&ジャイロ&アンプを使用した場合、故障及び誤動作の原因となります。
ハイレスポンスモードはHSの特性を良く理解している方以外のご使用はお控え下さい。

レスポンスモードの確認方法
EPモデルの方は安全のためにモーターのプロペラまたはピニオンを取り外して下さい。
GPモデルの方は安全のためにエンジンを停止して下さい。
1.送信機のスイッチはOFFのままにして下さい。
2.受信機のスイッチを入れて下さい。
3.受信機の赤LEDの点滅スピードでレスポンスモードが分かります。
ノーマルレスポンスモード・・・赤LEDが1秒間に1回点滅します。(点滅ペースが遅い)
ハイレスポンスモード  ・・・赤LEDが1秒間に2回点滅します。(点滅ペースが速い)

レスポンスモードの設定
EPモデルの方は安全のためにモーターのプロペラまたはピニオンを取り外して下さい。
GPモデルの方は安全のためにエンジンを停止して下さい。
1.送信機のスイッチはOFFにして下さい。
2.受信機のスイッチを入れて下さい。
3.受信機の赤LEDが点滅を始めたら、SETUPボタンを10秒間押して下さい。
4.受信機のSETUPボタンを放したら、レスポンスモードが切り替わります。
レスポンスモードが切り替わると、赤LEDの点滅ペースが変化します。
ノーマルレスポンスモード・・・赤LEDが1秒間に1回点滅します。(点滅ペースが遅い)
ハイレスポンスモード  ・・・赤LEDが1秒間に2回点滅します。(点滅ペースが速い)

●1CH〜14CHでの使用方法
受信機を2台用意して下さい。
1CH〜 8CHは1台目の受信機を使用します。
9CH〜14CHは2台目の受信機を使用します。
2台目の受信機には1CHと2CHの信号ピンに付属のジャンパークリップを差し込んで下さい。
信号ピンはFUTABAサーボの白いコードが刺さるピンの部分です。
ジャンパー接続後は受信機に記載されたオレンジ文字のCHに切り替わります。



●F/Sフェイルセーフ機能について
FF7&6EX&TM-8をご使用の方
1.送信機のスイッチをONにします。
2.受信機のスイッチをONにします。
3.F/Sを設定したいポジションに送信機を操作してサーボを移動させてください。
4.F/Sボタンを1秒間押します。
F/Sボタンが押された時のポジションがF/Sポジションとして記憶されます。
一度記憶したF/Sポジションは、電源を切っても記憶されます。
14MZ&12Z&12FG&8FG&FF10&FX40&FX20をご使用の方
10CHモード及びMULTI-CHモードで使用する場合に限り送信機のF/Sプログラムにて設定可能です。
EPモデルに使用される方はバッテリーF/S機能はできるだけOFFにして使用しないで下さい。
モーターに大電流が流れた時の電圧の急激な低下にアンプBECが対応しきれない場合、
受信機電源が電圧低下してバッテリーF/Sが働いてしまい、通常飛行の妨げになる場合があります。

●受信機の搭載位置について
受信機は温度が50度を超える環境ではレスポンス低下または動作停止してしまう場合があります。
アンプ・モーター周辺やエンジン・マフラー周辺を避けて、風通しがよい場所に搭載して下さい。
アンテナはダイバーシティタイプですので、感度の良いアンテナを自動的に選びながら動作します。
アンテナは受信機本体に対し90度程度開いた状態で設置して下さい。
カーボン胴体内に受信機を搭載する場合はアンテナ先端3cmの裸部分が胴体の外に出るように
アンテナを設置して下さい。


フェニックスマニュアルアップデート方法

(1)Phoenix RC のホームページの Downloads のページから、update&機体をダウンロードする


(2)ダウンロードしたファイルを”My Documents\PhoenixRC\Downloaded updates”フォルダーに
   コピーする

(3)"C:\Program Files\PhoenixRC\phoenixUpdateInstaller.exe"を管理者権限で実行する。



AGILE7.2 ギア比