リポ充電色々調査
                           
電動化に伴いリポの使用率が上がり、充電時間を短縮する為に充電機を複数購入しました。
しかし、充電機を増やすのはいいのですが、それに伴い高電流電源も必要になり、電源にどの位電流が
流れているのか?、家庭配線側にもどの位流れているのが気になりちょっと色々と調べてみました。
(家庭配線側でも大電流が流れているとすれば、コンセット・ケーブル・ブレーカーもランクをあげないと・・・)
SW電源は効率がいいので交流側の流れる電流が少なくてすむのですが、トランスタイプ電源ですと、
電流が流れ過ぎてとても家庭では使えないです。
 
 電源はSW電源(DC24V,17A)使用時
6S 5000mAリポを1C(5A)で2本充電のAC側(一次)DC側(2次)の電流を測定
負荷は(25.2V×5A)×2(本)=252W
電源容量ですが、24V電源で負荷が252Wの場合252W÷24V=10.5Aとなるので、突入電流
を考えると13A以上の電源が必要になる。(この電源は17AなのでOK)

SW電源で消費電力252Wを充電する時にAC側は2.8A流れる。
電機代は1Kw/22円で計算すると、280W/1Hなので6.1円/1H位となる。
(但し、リポの電圧が上がると、電流が下がるので、実質4円位かな?)
 電源はSW電源(DC12V,21A)使用時(しかし、21A電源では6S5A×2の充電は無理)
6S 5000mAリポを1C(5A)で2本充電のAC側(一次)DC側(2次)の電流を測定
負荷は(25.2V×5A)×2(本)=252W 
電源容量ですが、12V電源で負荷が252Wの場合252W÷12V=21Aとなるので、突入電流
を考えると25A以上の電源が必要になる。

SW電源で消費電力252Wを充電する時にAC側は3A流れる。
電機代は1Kw/1H22円で計算すると、300W/1Hなので6.6円/1H位となる。
(但し、リポの電圧が上がると、電流が下がるので、実質4円/1H位かな?)
 電源はトランス電源可変タイプ(DC24V,22A)使用時(可変タイプなのでロスが多い、参考)
6S 5000mAリポを1C(5A)で2本充電のAC側(一次)DC側(2次)の電流を測定
負荷は(25.2V×5A)×2(本)=252W

トランス電源で消費電力252Wを充電する時にAC側は7.65A流れる。
電機代は1Kw/22円で計算すると、765W/1Hなので16.8円/1H位となる。
(但し、リポの電圧が上がると、電流が下がるので、実質13円/1H位かな?)
 電機代は従量電灯B 30Aで算出しているので、契約電力等により変動しますので参考程度に!!
我が家はプランEタイプでソーラー発電もしているので、充電する時間帯によってはかなりの違いが
でると思います。ま〜〜参考程度ですね。
スイッチング電源直列仕様に
                            
スチッチング電源直列仕様を作成してみました。しかし、この方法で100%安全かと言う心配がありますので、作成される方は自己責任でお願いします。
A方法とB方法のどちらでもいいみたいですが、私はショットキーバリアダイオードの手持ちがなかったので、私はB方法で作成してみました。
この方法で試してみましたが一応問題なく使用できてますが・・・???
このダイオードを入れるのには、「起動不良を防止・もう片方の電源から電流が流れ込み」による、内部素子を破損防止対策です。

挿入するダイオードですが、とあるHPに次のように書かれていました。
はショットキーダイオードのように順方向電圧の低いもので、出力電圧が12Vを超える電源の場合定格出力電流の2倍以上のダイオード、
出力電圧12V以下の電源の場合定格出力電流の3倍以上のダイオードを選定してください。このダイオードは起動時にしか電流は流れませんので
放熱を考慮する必要はありません。
また電圧については電源の定格電圧の1.5倍以上のマージンを取ってください。負荷からの跳ね返り電圧がある場合もありますのでご確認の上選定してください。
 定格出力電圧24V以上の電源はファーストリカバリーダイオードを内臓していますので、挿入するダイオードは一般整流用ダイオードでも順方向電圧が相対的に低く使用することができます。したがって取り付けが容易で安価なブリッジダイオードを利用することができます。

 
 B接続方法での詳細追加
私はKBPC2506というブリッジダイオードを使用して作成しました。このダイオードの特性はここを参考にしてください。
でダイオードの配線箇所は次の通りです。
6S5000mAリポを1本充電している時の電流も計測してみました。こんな感じでした。
負荷(6S 5000mAリポを1Cで1本充電時)に4.7A流れている場合、各電源にも同4.7Aが流れていていました。
知ってはいたのですが、やはり各電源への電流が半減しないので、その点をみれば効率は悪いですかね〜
 
 ちなみにAC200V入力の場合も比較してみました。
AC100V入力時と比べれば流れる電流(AC・入力側)が半分になるので、配線に流れる電流が少なくてすみますので、複数充電するのにも効果絶大で効率はいいと思います。よって、ブレーカーも飛びにくくなりますね〜〜